[HOME]

スペインにおける被害(1)

届出番号(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)

 
届出番号(1)
提出日=1999/7/25 種別=
スリ
場所=
バルセロナ
届出者=ピーコ
被害者=友人

私たち3人はバルセロナの中心・ランブラス通りをちょっと脇に入ったところを歩いていました。 商店街で、人通りの多い、ちょっと見には危なくなさそうな通りでした。
黒いベールをかぶった女性(ジプシー?)が手にもった花束を買え、と寄ってきました。
私ともう1人はとっさに近くの店に逃げ込みましたが、1人が逃げそびれ、花を買わされました。
その女性が立ち去ったあと、「大丈夫だった?」とそばに行くと、「大丈夫」という答え。
ところが大丈夫じゃなかった。
花を買わされるときに出した財布から、札だけが抜き取られていたのです。
それもすごい腕前です。 友人が出した小銭を「そんなにいらない」と、もっと小額のに変えさせ、そちらに注意を向けさせているうちに、その同じ財布の札入れの部分から札を抜き取っていたのです。
いくらコインに気が行っているからと言っても、自分が手に持って 見つめている財布ですよ! 信じられます?

グラナダ、セビリアなど、スペイン南部(アンダルシア地方)では
カテドラルなど、観光名所の前で行列している観光客に
花を売りつけようとするジプシーが多い。
私は「何が何だかわっかりまシェ〜ン」という顔を武器にしてました。
ジプシーだってそんなにヒマじゃないので
あんまり訳がわからない人を相手にするのは面倒くさいのです。
これは欧米人には使えない手です。
いーだろ! 悔しかったらやってみろ!
(かおる)

 
届出番号(2)
提出日=1999/10/17 種別=
スリ
場所=
トレド
届出者=ゆきみ ??
被害者=本人

1999年7月のあの日のことを、私は決して忘れるまい。
個人旅行も8回を数え、パリもローマも無傷でやり過ごしたこの私が、ついにやれらたあの日のことを。。。

そもそもはバッグを変えたせいなのです。
今回の旅のために買い換えたバッグは巾着型のショルダー。
巾着を締める紐をぎゅっと結び、それでも長さが余ったので、その紐を肩紐にがっちりとしばりつけておいたのですが、ここまでしっかり防御を固めてしまうと、自分が物を取り出すさえ面倒になります。
というわけで、メモ帳だけを外ポケット(一応フタ付き)に入れておいたら・・・
そのメモ帳をスラれたのです。金銭的な被害は無かったものの、精神的なダメージは甚大でした。だって、旅行前に調べておいたデータを全部失ってしまったのですから。
ガイドブックと友人のメモのお陰で、その先の旅は予定通り続行することができたのですが、それにしても悔しかった〜。

何がいけなかったか。
友人とのお喋りに熱中し過ぎた。
トレドのアルカサルの閉館時間が迫っていて、慌てていた。
だから、普段はたすきがけにしたり、そうでなくてもバッグを脇の下にがっちりはさんでいる私が、バッグを背中に回して歩いてしまったのでした。

 
届出番号(3)
提出日=1999/11/15 種別=
スリ
場所=
バルセロナ
届出者=ルバの母
被害者=友人

1995年夏、南仏に一ヶ月滞在後、バルセロナまで遊びに行った時の事です。
着くなり、ホテルの人に忠告されました。

「この辺には哀しいけど、ちんけな奴がいて、特に日本人がねらわれるから注意しなさい。 去年までは、薬を飲み物に混ぜて、眠っているうちに身ぐるみ剥ぐっていうのが多かったんだけど、薬の量を間違ったのか、体質なのか、裸の日本人が海に浮いてた事件があったのよ。死んじゃったのに、びびったんだろうね。 それから薬は使われなくなって、クラシックな方法が、今は主流よ。」

ホテルの人から、この話を聞いた翌日、一週間しか滞在しないから観光でもしてバルセロナを堪能しようと、地下鉄に乗ったとき、それは起こりました。
発車直後、地下鉄のドアが閉まると同時に同じプラットホームから飛び乗った人が、親切そうに背後から「何か付いていますよ」見るとシェービングクリームのようなものが・・・昨夜、クラシックな方法を聞いていたので、もしや?と思ったらやはり。後ろに気をとられているすきに、相棒の胸の前にまわしてあるカバンのチャックに手がかけられていました。慌てて押さえて、事なきを得ました。

<ルバの母さんのHPは こちら

 
届出番号(4)
提出日=1999/11/15 種別=
ひったくり
場所=
バルセロナ
届出者=ルバの母
被害者=友人

93年、私の友人は現金からパスポートにいたるまで、路上でひったくられました。
彼女は旅慣れた人で、ショルダーバックを肩にたすき掛けにして、なおかつ手で押さえていたのですが、後ろから走ってきたひったくりにそのままバッグを持ったまま引っ張られたそうです。 しばらく放さなかったのですが、耐えきれず持っていかれたそうです。
後ろから前方に走り去ったので 顔もわからず、しかも先には別の人がいて、そいつが更に持って走っていってしまったそうです。
しばらく放さなかった為に、肩を脱臼しかけました。

スペインの医者に言われたそうです。
「あなたの筋肉はすばらしい、普通の人だったらもっとひどい事になっていましたね。 柔道とか、レスリング、相撲?とかやっていますか?」と。

彼女は帰国してからもその事にこだわって口をとがらせていました。
ちなみに、彼女は最近、水泳を習いはじめましたが、上記のような戦うスポーツはした事はありません。

 
届出番号(5)
提出日=2000/1/30 種別=
盗難
場所=
バルセロナ
届出者=ふゆき
被害者=知人

知り合いの話ですが、この前スペインのホテルで、 部屋にかけておいた洋服のポケットに入れておいた現金4万円をとられたと 嘆いていました。おそらく、ホテルの清掃の人とかがね、盗ったんだろうと。
まー、ホテルの部屋でも現金ってのは必ずセーフティに 入れろということです。

 
届出番号(6)
提出日=2000/7/16 種別=
強盗
場所=
マドリッド
届出者=hity
被害者=本人・友人

日曜日の昼過ぎ、プ ラド美術館を鑑賞した私たちは、炎天下の中、評判のパエリア専門店に向かって大通りを歩いていました。
と、数十メートル後ろを歩いていた二十歳くらいの 男が道路の反対側にいた3人の男に何か叫ぶと、彼らは車がビュンビュン走る中 を強引に走り抜けて道路を横断して来ました。
あまり柄のよくない連中だったの で、「どうせ地元の不良だろう。どこにでもいるんだな、こういうバカが」と思 いましたが、気にもとめませんでした。
しばらく歩いて角を曲がり、裏道に入りました。 目的の店まではもうすぐです。

そのとき、2人の男が私の少し前を歩いていた友人に飛びかかりました。 あっと思 った瞬間、私は後ろから首を絞められていました。 前からもう1人の男が迫ってき ます。
さっきの連中です。
「やられた」と思ったところで私の意識は途切れまし た。

夢を見ているような感覚の中、ひどい頭痛とともに意識が戻ってきました。一足 先に意識を取り戻した友人が「大丈夫か」と声をかけ、助け起こしてくれました。

私たちが「落ちていた」のはほんの数十秒かそこらだったようです。 力任せに首を絞められたためのどが痛く、息をするのがやっとです。 (その後数日 間はのどの痛みと首の筋肉痛に悩まされました)

ポケットの中の財布は無くなっていました。
中身はVISAカー ド、英国の銀行のキャッシュカード(私は現在、英国留学中です)、すべての所持金である約2万ペセタ(=12000〜13000円)、国際学生証。 肩に掛けていた ナップザックも奪われていましたが、 パスポートと航空券を友人宅に置いてきたのは不幸中の幸いでした。 なぜか腕時計とカメラは無事でした。
友人は 現金約 7000ペセタとカメラの入ったポーチを奪われていました。
もちろん 4人組は すでに姿を消していました。

すぐに最寄りの交番に駆け込んで被害を訴えたところ、

「そこはうちの管轄じゃ ないから○×署へ行け」

という対応。炎天下の中1キロほど離れた交番に歩き着 いたときには事件発生から20分以上が経過していました。
一刻も早くカードを止 めなければなりません。
被害届を出し、警察の証明書の写しをもらった後、警官 にその旨を説明し、電話を貸してくれと言うと、

「そこに公衆電話があるからそ れを使え」

所持金はすべて奪われていたため、警察の電話を貸してく れと言うと、それはできないと言われました。
一刻を争うんだと説明しても

「そ んなことは知らん。電話は貸せない」

の一点張りで、全く取り合ってくれません。
スペイン語が話せない私は、友人と警官のやりとりをずっとそばで見ていたので すが、はらわたが煮えくり返る思いでした。同時に自分の無力さをいやというほ ど思い知らされました。

こうなったら友人宅に戻ってそこから電話するしかありません。
しかし歩いて 帰れる距離ではありません。
仕方がないのでタクシーを拾い、事情を説明 してお金は家に着いてから払うということにして乗せてもらいました。
そんなこ んなで彼の家から英国と日本の友人に電話してカードを止めてもらったのは事件 発生から1時間半後でした。

友人と彼のフラットメイトの話では、私たちを襲ったのはおそらく不法入国をし ているモロッコ人だろうとのことです。
スペインには多くのモロッコ人が居住し ていますが、彼らの相当数は不法入国者でこの手の犯罪を重ねているそうです。
とりわけ治安が悪いのはマドリッドとバルセロナで、盗みは日常茶飯事のため警 察もろくに捜査をせず、犯人はまず捕まらないそうです。
スペインでは盗みの刑 は非常に軽く、万一捕まっても一晩ブタ箱にはいるだけで釈放されるそうです。 (ちなみにモロッコでは手首を切り落とされるとのこと)
相手に外傷を負わせ ると罪が重くなるので、締め落として金品を奪って逃走するというのが常套手段 だそうです。

私はマドリッドについていきなり全財産を奪われた格好になり、落胆やら今後へ の不安やらで「もう帰りたい」と思いましたが、格安航空券なので帰国の日程は 変更できません。
それにこれで帰ったのではあまりに惨めすぎます。
友人が「こ の程度でめげていたらこの国では生きていけないよ。金なら貸してやるから旅を 続けようぜ」と言ってくれたので、彼の好意に甘え、予定通り旅行を続けたのでした。

マドリッドの苦い経験から、その後は非常に神経をとがらして周囲をうかがい、 私たちをじろじろ見ている怪しい人間にはメンチを切るように心がけたせいか、 その後二度と大きな災難に遭うことはなく、旅を楽しむことができました。

スペインはシエスタ(昼寝)の国。
その時間帯は店も閉まり、大通りも閑散とします。
日本の感覚と違って昼下がりは油断禁物です。
(かおる)

 
届出番号(7)
提出日=2001/4/29 種別=
詐欺
場所=
マドリッド
届出者=TOMO
被害者=本人・一緒にいた人

マドリッドのけっこう有名な蚤の市でのこと。
長髪を後ろに束ねた40〜50代のわりとおしゃれな感じの 日本人男性 に声をかけられました。なんでも全財産をスラれてしまっ たからお金を貸して欲しいとのこと。私はあげるつもりで 500円(せこい!笑)渡したんですけど、その時たまたま一緒にいた一人旅の日本人女性は5000円も貸してしまいました。
もう詳しくは覚えていないけど、話をするにつけ、「怪しい!」というサインは出て いたの です。もう終わっている「セビリア博覧会」に来たとか、東京の連絡先の電話番号の 最初が3桁だったりとか。(当時既に4桁になっていた)
でも、まさか日本人が日本人を相手に外国で詐欺をするなんて思わなかったのです。 年がいったおじさんだったから。。。だからついお金をあげてしまった。。。

彼がお金を受け取ってから、目の前にあるバーに入っていったのを見て決定的に 目が覚めたのです。だって、お金とか全部取られて困った人が、 まずバーに入るかなぁ?って。。。それに、きちんとひげをそっていたのもおかしい し、 日本人が来るかわからない蚤の市で助けを待っていたなんて、どう考えても変! やっぱりお金を返してもらおうってバーに入ったら、もうその人は消えていたのでし た。。。
詐欺にあったことはもう確信していたので、5000円も貸してしまった可哀想な彼女の ために、一緒に警察に行きました。

Guide de Routard(フランス版『地球の歩き方』) の裏側に彼が書いてくれた偽名であろう「花岡真吾」という名前 と新宿区の住所を見るにつけ、笑ってしまう私。。。

<TOMOさんのHPは こちら

 
届出番号(8)
提出日=2002/1/20 種別=
スリ
場所=
マドリッド
届出者=東風
被害者=

2000年夏、夫とスペインに行きました。マドリは非常にスリが多いし、 すでに被害届にあるように、 殺さぬ程度に肉体的被害を与える 事件が多いので、「かばんは持ち歩かないように」と知人から厳重注意され、 私たち夫婦は カードと小銭をポケットに入れて歩いておりました。

デパートに行き、地下食品売り場へ行こうと、 エスカレーターへ向かったときのことです。

二人の男性に続いて、夫、そして私が降りようとしたら、 別の男性が間に入ろうとしました。
私が慌てて横入りしたので、 その男性は私の後ろにつく形に。
すると、私の背中越しに火のついたタバコをもった 男性の手が伸びてきて、 タバコの灰が夫の肩に落ちました。
その男は灰を払うようにしながら 「セニョール、なんちゃらかんちゃら・・・」 と夫に話しかける。
「絶対にヘン!」と思った私が「結構です、やめてください」と声を 上げ、更にオヤジの手を払いのけた時、 お気楽夫が「どうしたの」と振り向きました。 と同時に、夫の前にいた二人組も後ろを向き、 夫のポケットに手を伸ばそうとしているではありませんか!
思わず私が「前を向いて!」と言い、夫は前を向いたのですが、 図体のでかい夫は動作もデカい。
それに慌てた二人組は手をひっこめ、あわてて逆行 (つまり、下りエスカレーターを上がっていきました)。
気がつくと私の後ろにいたオヤジもいませんでした。

実は夫は掟破り、つまり 財布を前ポケットに入れていたのでした。
被害無しでやれやれでした。

「ヘン!」と思ったのは、そのオヤジが「ごめんなさい」と言わず、 ぐちゃぐちゃ声をかけていたこと、 それから禁煙の建物なのに「火のついたタバコ」で手を伸ばしてきたからです。

ちなみに、スペインの大都市では、前ポケットにせよ、後ろポケットにせよ 、財布を持ち歩くのは避けたほうがいいようです。 また、ショルダーバッグの斜めがけも 危険です。(引っ張られたときに怪我をしやすい。)

 
届出番号(9)
提出日=2002/6/8 種別=
スリ
場所=
バルセロナ
届出者=RheinFire
被害者=本人・夫

つい1週間前の体験です。 バルセロナ2日目、ガウディの聖家族教会に行こうと、私と夫(=ドイツ人)は、地下鉄の乗換駅にて上り エスカレータに左右に並んで乗っていました。
15〜16才の少年が夫の前に立っていて、私の前は空いていました。

あとエスカレータの3、4段で終わりという 時に、すぐ後ろにいた同年代の少年が、「すみません、、」と言って、 私どもの間を割って私の前に出ました。 っと同時に、エスカレーターは終わりになり、夫の前の少年が、 小銭をチャラーンと落とし、 それを拾おうとして行く手を塞ぐのです。私の前の少年も同じように、塞ぐのです。

夫は大声で「どけー、このやろうーー」と騒ぎ、私も「将棋倒し」の危険を感じたので、 夫同様に大声で騒いで、前の少年を押し出し、 ようやくエスカレーターから降りました。

夫は「スリだーー」と騒ぎ続けて、私も「その青シャ ツー」と言って追いかけてみましたが、 勝手を知っている少年たちは、走り去りました。
何しろ地下鉄乗換えですから、先にはホームがあって、 大勢の人が待っているのです。そこで堂々と「スリ用演技」をするのです。 おそらく50〜60人以上の目撃者がいたはずです。 ホームの人たちはさすがに注目していて、その中のおじさんに 「怪我はなかったか?中に、刃物 を持っている奴がいるから、気をつけなっ」 と言われました。

騒いだおかげで、被害はありま せんでした。 実は、私どもはアメリカンフットボールの ファンで、毎週スタジアムで騒音応援をしています。大衆のなかで大声を出す には慣れていました。何が幸いするやらー。 スリ少年団が小柄であったこと も幸いでした。

その後、聖家族教会の建築現場を見て、一息つきました。
夫は日頃、ズ ボンの後ろポケットに全財産をいれて歩いているのですが、 おもむろに財布を取り出して、 鞄の奥に入れ、空いたズボンの後ろポケットに、ティッシュペーパーやら、機内用のお手拭などを詰め込んで、ボタンをかけ ました。もう一方のポケットのボタンをはずし、「今度、やったらただではすま ないぜ」っと、意気込んでおりました。私は、「2回も同じ手でくるはずがない わ。今度は、別の手で来るわよ」と言っておりました。

次の地点に移動しようと、また地下鉄を利用しました。 (なぜかその日は市バスが動いていなかった。 あとでわかったのですが、ストライキをしていたよ うです。)

別の駅に行ってエスカレータに乗ると、私の前は空 いていましたが、夫の前にタバコをくわえた 35歳ぐらいの男が立ったのです!! (「禁煙なのに変」と、一瞬思ったのです。) さきほどのことがあった後なので、周りの様子をよく観察すると、2、3 段後方には、やや若い男2人。1人は雑誌を読むふりをしています。 私は「またかー」と夫に合図をしました。 エスカレータを降りる直前に、タバコの男が、タバコの箱とライ ターを音をさせて落とす演技をしました。 夫は思い切りタバコ男を突き倒し、私どもはエスカレーターからすぐ降りました。 タバコ男はよろよろと立 ち上がり、後ろの男たちも何もせずに去りました。

その現場は、大きな吹き抜け ホールになっていました。ふと見ると、反対側にさっきの男たちが次の「カモ」を狙っているでは ありませんか。4人識別できました。 警察に通報したところで、すぐ逃げるでしょう。もうー、この国の治安維持が甘いせいなのか、それとも、 犯罪者たちのあまりのしたたかさに手の打ち用がないのか? あまりに「評判ど おり」だったのが、残念です。

とにかく、エスカレータの降り口でわざとらしく物を落と す者がいたら、躊躇なく押し倒して、すぐその場を離れてください。後ろに仲間 が3人はいるはずです。

その日、私どもはとても目だつオレンジ色のシャツを着ておりました。 もう少しおとなしい色にするべきだったようです。

 
届出番号(10)
提出日=2002/11/2 種別=
盗難・自動車破損
場所=
アランフェス
届出者=ぶる
被害者=本人・夫

マドリッドに滞在し、レンタカーで近郊の街を回っていた時のこと。
イタリアもそうですが、スペインでも当然車内にものを置かない というのは鉄則ですよね。地元の人間なら、車についている ラジカセだって、駐車するときには短時間でも外して持ち歩いて いるほどでしたが、そうと知っててもやってしまったんです。

アランフェスの王宮の駐車場に車を停めて、小一時間観光して 戻ると、なにやら辺りがガヤガヤしてる・・・。

その駐車場は、出店があったり、観光バスが何台も停まっていて 観光客も大勢いるので、「にぎやかだなあ・・・」とぐらいにしか 思わず、車に乗り込もうとした時です。
・・・変!
助手席のドア(私が乗ろうとしているドア)に手をかけたまま 固まってしまいました。

ガラスが無い。

よく見ると、ぐしゃぐしゃに割られたガラスが、助手席に散らばってる!
そう、やられたんですねェ。。。
夫の皮ジャンが置いてあったんです。 もちろん貴重品なんか入っていません。でも、使い捨てカメラを入れていた。 そのカメラだけは戻ってこないかと、すぐ警察に行きました。

同じように何台も車中荒らしにあっていたようで、警察は混み合ってました。 書類はちゃんと書いてきましたが、カメラは戻ってくるはずもなく。。。 自分達の不注意だってことはよくよくわかってはいましたが、マドリッドへの 帰り道は1歳過ぎの子供を湯たんぽ代わりに抱っこして、開いた窓から入って くる風にぼーぜんと吹かれてました。

あんなにバスが停まっていて(運転手も留守番でいたのに)、あんなに 人がいたのに、派手に割って取ってく???
異変に気づいて固まった私たちに、隣に停めていたイギリスナンバーの 車の持ち主が、いかにも気の毒そうに「この辺みんなやられてるらしいよ」と 慰めてくれたのも、なんかのんびりしてて気が抜けるようでした。

ちなみにレンタカー屋のおっちゃんは、「問題ないよ〜。大変だったねェ」 って笑っていたそうです。。。

実被害は使い捨てカメラだけですが、そのカメラには思い出というお宝が 入ってる訳で、今思い返しても・・・う〜ん、悔しいっ!

このコーナーのトップへ