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アーサー王聖地巡礼案内

■夜梅さん■

ウェールズ

ベッズブランウェン(Beddbranwen)
アングルシー島にある、マビノギオンに出てくるブランウェンの墓とされる遺跡。
ベッズブランウェンのバス停の近くの曲がり角にとっても小さな教会が あります。そこを右に折れてずっと行くと左手に畑の中に通じていく小道が現わ れます。この畑のどこかにある…と地元のおばあちゃんに教わったんですが、ど こなんだかわからず、私有地なのであまり探索しまくるのもどうかと思って諦め ました(それでも幸せでした)。
これの他にも、アングルシーには遺跡がたくさんあります。観光案内所でも詳し く教えてくれます。

カナーヴォン城
ヨーロッパで一番お城密度の高いウェールズの中でも特にすばらしいお城です。他のお城 を諦めてでも見なきゃ損。大きくて堅牢で保存状態も良く、中をぐるりと廻れま す。
泊まるなら城壁内にあるホステルの Tottersがお勧め。お城にも近いし、2階のドミの大きな窓からは城壁と海が見えます。

ハーレッフ城
オウェイン・グリンドゥルが勝ち取ったお城です。マビノギオンによれば、ブラ ンの宮廷があった場所でもあり、イウェルゾンとの戦いで生き残った戦士達が「 幸福な7年間」を過ごした場所でもあります。お城の外にあまり麗しくない像も ありますので、一応チェックを。

スノードン山
カムランの戦いとか騎士たちが眠る洞窟とか巨人退治とかの話がありますが、それら1つ1つを廻る時間が無くても、スノードンに行けば浸れます。
こういうの抜きにして も、北ウェールズに来たら外せない観光ポイントです。 夏はメチャクチャに混雑するそうで、地元の人が「夏に行くな んて考えるだけでゾッとする」と言っていました。ユースホステルなどは夏しか やってないみたいだけど、少し時期を外して近隣の町に宿を取って日帰りで行っ てきてもいいんじゃないかと思います。私はカナーヴォンから日帰りで、Rhyd D hu パスで登ってきました(一番楽で人が少ないと聞いたので)。歩くのが嫌な ら Llanberis から登山列車を使えます。頂上はすさまじい強風で、飛び上がっ てみたら50センチくらい横に着地しました。

ディナス・エムリス
スィッズがスェヴェリスの助言に従って2匹の竜を隠した場所であり、若き日の マーリンが「地下で2匹の竜が戦っている」と言い当てた伝説の丘。頂上に砦の 跡があります。
ベッズゲラルト(Beddgelert)から東に歩いて30分くらいのところの右手に Syg n Copper Mine があって、そのお向かい、左手にある丘がそれです。
もう少し行 くとディナス・エムリスについての説明が書かれたナショナル・トラストの看板 があったけど、そこからは立ち入り禁止。
Sygn Copper Mine より手前、左手に 自然センターみたいな施設があり、そこから丘の頂上に至るフットパスが始まり ます。雨上がりに行ったら、途中が泥と牛糞でドロドロで苦労しました。
ベッズゲラルトへはカナーヴォンやポスマドッグからバスで行けます。なかなか 可愛らしい村です。伝説の忠犬ゲラルトのお墓とされる石碑があります。

ディナス・ブラン
(管理人注: 私がLlangollenで見つけたディナス・ブランの標識の写真はこちら。)
英雄ブランの名前がついたお城の廃虚で、Llangollen の北、運河を渡って、簡 単なハイキングコースで行ける小山の上にあります。聖杯がここに隠されていた とか、山に金のハープが隠されていて、銀の目を持つ白い犬を連れた少年だけが それを見つけることができるとか、他にもいろいろ言われています。
地図によると運河沿いにグウィネヴィアの墓なるものもあるらしいのですが、見 つけられませんでした。
Llangollen は、貴婦人たちが暮した小さな美しいお邸や、近郊の僧院跡(この 近くに、アンブロシウスに打ち負かされたヴォーティガンゆかりの石碑というの もあります)などの見所があります。 また、Llangollen のユースホステルはビクトリアン様式のお邸 でステキだそうです。団体利用が多いので要予約だとか。

バラ湖
山に囲まれた湖で、観光鉄道も走ってる景勝地。ここに再生の大釜が沈んでいる という説もあります。暴君の都が一夜にして沈んでしまったという言い伝えもあ ります。湖のほとりに座ったら水鳥の大群に取り囲まれました。周りからウェー ルズ語ばっかりが聞こえてくるところ。

Llandaff 大聖堂
カーディフからすぐ。大聖堂そのものもすばらしいけど、中にロセッティの絵や バーン・ジョーンズのステンドグラスがあるので、ラファエル前派に興味がある 人はぜひ行ってください。「歴代の王様」らしいコーナーにアーサー王の名前も ありました。

お土産
カーディフやニューポートで、マーガレット・ジョーンズによる、マビノギオン を題材にしたイラストを使った箱入りのトフィーやファッジが売られていました 。私が見つけたのは「ブランウェン」「マナウィダン」「オルウェン」「スェウ ・スァウ・ゲフェス」の4種類。裏にウェールズ語と英語で物語の粗筋が書かれ ています。
アバリストゥウィスの観光案内所の横にある民俗博物館の売店では、 彼女の絵のコースターなどを売っていました。
カナーヴォンでは、ウェールズの 地図に民話のイラストをたくさん描き込んだ絵ハガキも見つけました。
どれも、 同好の士へのおみやげにしたらとても喜ばれました。

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コーンウォール

ティンタジェル
ティンタジェルはアーサー王が生まれたとされる土地。本屋も土産物屋もアーサ ー王関連一色の観光地です。パブには「エクスカリ・バーガー」等のしょーもな いメニューもあります。
鉄道は通ってないので、公共交通機関で行くなら南部の鉄道駅からバスを使うこ とになります。→Traveline(公共交通機関情報)
エクセター駅からは、First Groupの X10番が直通です。 ボドミン・パークウェイ駅からなら、Western Greyhoundの 555番に乗って、ウ ェイドブリッジで524番か594番に乗り換え。 トゥルーロ駅からなら、Western Greyhound の594番が直通です。 エクセターやプリマスから Bude に行って、Western Greyhound の594番でティ ンタジェルまで行くこともできます。
ボドミン・パークウェイからタクシーを使う手もあります。40分くらいだそうで す。これだと、ドズマリー・プールに寄ってもらいながらティンタジェルに行く ことも可能です。

ティンタジェルのビジターセンター
Bossiney Road, Tintagel, PL34 OAJ
Phone/fax: 01840-779084/01840-250010
Email: Tintagelvc@btconnect.com
中に展示もあります。バスや宿のことなど、メールでも親切に対応してくれまし た。

ティンタジェル城
廃虚ですが、突き出た半島にあって、すごく雰囲気がいい! 半島の下には「マ ーリンの洞窟」と呼ばれる洞窟があります。満潮だと入れないので、先に干潮の 時間を確かめておきましょう。

キング・アーサーズ・グレート・ホール
ティンタジェルの町の中にあります。酔狂な金持ちが作ってしまった博物館(と 言うか何と言うか…)で、王座とか円卓とかステンドグラスとかがあります。

旧郵便局
ティンタジェルの町中にあります。建物は14世紀のマナーハウス。

キャメロット・キャッスル・ホテル
ティンタジェルでなんでキャメロットやねん! と突っ込みたくなる大型ホテル 。お城の形はしてるけど、なんとなく安っぽい。我々は満室で予約が取れません でした。ハイシーズンだとご年配の団体客でいっぱいです。泊まった友人による と、部屋の中はごく普通のホテルで特に情緒はなかったそうです。
ロビーの奥に 円卓があります。エクスカリ・バーというバーもあります。

ティンタジェル周辺

スローターブリッジ
アーサー軍とモードレッド軍が戦ったと言われる場所。

アーサリアン・センター
スローターブリッジの近くにある施設。小さいけど、ブリテン中のアーサリアン 史跡を紹介してれてたりして、結構見応えがありました。町中よりここの方が、 同じ物を安く売っていました。敷地の奥には「戦場跡」があり、墓石とされる石 が転がっています。
私たちは、タクシーでまずスローターブリッジに行き、それからアーサリアン・ センターに連れて行ってもらって、時間を決めて迎えに来てもらいました。

ドズマリー・プール
エクスカリバーが投げ込まれたと言われる湖。「ジャマイカ・インのすぐ南」と 言えばわかりやすいそうです。

セント・ネクタンズ・グレン
しっとりした渓谷の中を歩くと、やがて岩に穿たれた穴の中を滝が滑り落ちる奇 勝に行き着きます。聖杯探求の旅に出る前に、騎士たちはここで祈ったとか。小 さなお社もあります。
10:30〜18:30(11月〜イースターは火木を除く)、大人2ポンド(2001年当時)

ペンザンスとその周辺

セント・マイケルズ・マウント
ここでアーサー王が巨人を退治したと言う説があります。港にはイゾルデも来て いました。セント・マイケルズ・マウントへは、満潮ならボート、干潮なら歩き となります。満潮・干潮を確認しておきましょう。
ここのショップはアーサー王 関係の書籍がけっこうありました。お城の他に修道院もあります。

ランズ・エンド
この岬の先に、トリスタンの国リオネスが沈んでいるのですが、今は遊園地となってし まっていて、雰囲気は台無し。雰囲気に浸りたいなら開園前に行くことをお勧め します。

Adventureline Walking Holidays
私たちがお世話になったウォーキングツアーの会社。
特別に、 1週間のツアーに1日だけ加えてもらいました。ツアー中も事務所では天候をチ ェックしていて、その日どう動けば一番良いか携帯電話でガイドと相談してまし た。有名な遺跡をいくつも見て、海岸の崖の上をハイキング。すばらしい1日で した。お値段は45ポンドとけっこうしましたが、それだけのことはありました。 ツアーで行かないにしても、海岸沿いのウォーキングは本当にお勧めです。青で も緑でも青緑でもない、魔法みたいな色の海を切り立つ崖から見下ろしながら歩 くのは最高です。

コーンウォールの味
1.コーニッシュ・パースティ。
ミートパイです。英国ならどこのベーカリーで も売ってるけど、どうせなら本場ものを。挽肉ではなく小さな角切りの肉を使う のが本式だそうです。レストランで頼んだら、大皿にドンとでっかいのが乗って 出てきました。「軽食」じゃありません。
2.クリームティー。
要するに紅茶とスコーンのセットですが、やっぱりクロテ ッドクリームの本場ですから。
3.フィッシュ&チップス。
海沿いの町でぜひ。さすがに味が違います。

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