2004年12月、 リスボンで、数十のモニュメントが無料または割引になるという 「リスボンカード」を購入し、何がどう安くなるのか、付属のパンフレットを調べていたら、 帆船の写真と"Fragata D.Fernando II e Gloria"という文字が目に飛び込んできました。 えっ? "fragata"って、もしかすると・・・? 英語訳を見ると"frigate"、フランス語訳には"fregate"とあるではありませんか! 間違いなくフリゲート艦です。 美術館を見まくるつもりで買ったリスボンカードでしたが、 この「フェルナンド2世と栄光号」の発見が、最大の収穫となりました。 なにしろ、日本のガイドブックに載っていないんですから。
船内は博物館のようになっていて、 英語のオーディオガイドを貸してくれます。(私は面倒臭くてほとんど聞かなかったけれど。) ↑キャプスタン↑の大きさがわかるように、一緒に行った人にそばに立ってもらいました。 こんなに大きなものを、どうやって回すんでしょう?
↑上層甲板↑ 大砲がずらりと並んでいます。
上層甲板の艦尾部分→ 艦長のスペースです。食堂の向こうに見える人影が艦長。 前にあるガラスにフラッシュが反射して、写真が撮りづらかったんです。成功してよかった♪
←↑下層甲板↑ 士官は艦尾の個室。 平水夫は大部屋のハンモック。 ←ドクター(はぁと)がお仕事中♪
フリゲート艦の見取り図を見たい方は、 Sailing Navyのこのページから「HMSサプライズ甲板図」に飛んでください。
艦首にあるトイレ→ こういうのが2つ並んでます。つまり、2×2で一度に4人使える・・・。
この船は、1843年建造。インド航路で活躍したとか。現在も 帆船パレードなどといったイベントの際に使われているようです。
←ビレーピン。 金属ではなくて、木でできているのが素敵です。 それにしても、キャプスタンとビレーピンにだけ異常に反応してしまう私って・・・(自爆)
鐘→ 何につけてものんきなポルトガル。勝手に鳴らしても怒られません。
艦内にはヤギ(の人形)もいましたよ!
ここでひどく時間を食ってしまったため、美術館巡りどころではなくなってしまいました。まあいいか。
「フェルナンド2世と栄光号」の行き方等については、こちらをご覧下さい。
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