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それはただの島ではなかった。それこそ、四人を待っている島だった。 四人の島だった。
-----「ツバメ号とアマゾン号」より

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大オオハムはイギリス諸島にいない9/22

「シロクマ号となぞの鳥」の岩波少年文庫版、ついに2016年1月15日に刊行されました。 いや〜、よかったよかった。
正直なところ、「はやく! はやく!」とせかされているうちに、はっと気づくと「さようなら!」と、いきなり子供たちと別れさせられてしまうこの巻、あまり得意ではありません。 子供のころ、あまり読み返していないので、どこがどう改訳されたのかさっぱりわからないのですが、とりあえず「風笛」が「バグパイプ」になっているのには納得。
「風笛」は長年の謎でした。 大学の頃、スコットランドに行って、バグパイプの音色をさんざん聞いたのですが、それこそがあの風笛だったのだと気づいたのは、それからさらに数年(数十年)後のことでした。
さらに、「great nothern」という鳥が「大オオハム」でなくなったことは一目でわかりました。
事情通の友人によりますと、全集刊行時、「great nothern」の和名は決まっていなかったそうで。若き神宮輝夫先生は山科鳥類研究所の大御所の助言をもとに「大オオハム」としたのだそうです。 その後、正式に和名が決まった。 だから、この文庫版に登場する鳥の名称は、その和名なのです。 ゆえに、「大オオハム」はイギリス諸島で巣をつくらない。 それどころか、そもそもイギリス諸島には(っていうか地球上のどこにも)存在しない。
巻末の解説は、白百合女子大学の児童文学科の人の手になるもの。 ランサム愛にあふれていて感動的。必読です。 特にうなったのは「わたしたち、コックだからわからない」の場面について。

こんなふうにかわせるのは、大人の女性だからなのかもしれません。
ほんとうにそうだよね! 
あまり読み返していないこの巻の中で、くっきりと覚えているのがこの場面。 ほんとうに大人の女性じゃなければ、こんなことは言えない。
・・・今の私より大人かもしれない(自爆)

(写真をクリックすると、今までに出た他の文庫版も見られます。)

ランサム・サガの聖地巡礼記は児童文学の旅にあります
ブログにもランサム関連の記事があります

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