ディックの星空(1)



「北斗七星がみつかった。あの農家のほとんど真上だ。 北極星もみつかった。そのわきにカシオペアがある。 だいたい北斗七星の正反対のところだ。 本には、ほかにどんな星が見えるって書いてある? 詩はとばしていいんだよ。」
「牡牛座よ。」ドロシアは煙が目にしみて読みにくいので、指で行を たどりながら、いった。「主な星。一等星アルデバラン、牡牛の目である。」

* * *

「さむくて、こごえ死にそうになっただろ。」と、おばさんがいった。 「それで、どんな星を見たんだね?」
「ああ、牡牛座とスバルです。」とディックがいった。
-----「長い冬休み」より

グワイヒアさんから、また星空画像をいただきました。 今度はゾロ目(88888)ゲットのご褒美です。(^_^)v  グワイヒアさんは、 「今度もランサムかな?」と、すべてお見通しでした。(*^_^*)

今度こそランサム・サガにおける星空の定番中の定番、 「火星への通信」をリクエストしようと、心はすぐに決まったのですが、 最初から難問にぶち当たりました。天文台の位置がわからないのです。
ウィンダミア湖畔なのか? それともコニストン湖畔なのか?
迷った末、現ハリ・ハウ(=Bank Ground Farm)を基準にすることにしました。 コニストンの東岸。湖の北端から南に2キロ下がったところで、 岸辺から1キロ離れた、湖面よりも100メートル高い地点。 (←ヤマカンです。) 方角は北北西。天文台から見たハリ・ハウの方向だから。

次の問題は日時。いったい1月の何日なのか? 
そもそも、 1931年なのか、32年なのかもわからない。
かくなる上は先輩諸氏の研究 にすがるしかありません。
結果、31年1月11日ということに。 時刻は、ロジャが寝る時間ということで、午後8時にしました。

ところが、送られてきた画像には・・・・・牡牛座が無い!!

泡食って調べてみたら、牡牛座というのは南南東、つまりハリ・ハウの反対の方角に出ているんですね。 天文学者とその助手は、真面目に全方角の空を観察していたわけです。。。えっ、、、それって常識なの?(自爆)

今回は、グワイヒアさんが山のシルエットのデータも読み込んでくださいました。
ここまでのぼってきても、けっこう山が邪魔になっているんだなあ。 ディクソンおばさんにはわかってもらえないでしょうが、 やっぱり家の中で暖かくしていては、 ろくな星空を観ることができないのです。

前置きが長くなりましたが、1月の夜空、ごゆっくりお楽しみください。
牡牛座こそ見えないものの、「火星への通信」をするためには、なんら支障はございませんので、 パソコン画面に向かって、カンテラを出したりひっこめたりして いただくのも一興かと存じます。 くれぐれも寒さ対策は万全に。 でも、新聞紙でたき火するのは、危険なのでやめましょう。(笑)






「おなべ」こと北斗七星は、↓こちら↓のほうがわかりやすいです。




↓この全体図↓にある、オリオン座の右側の黄色っぽい目立つ星がアルデバラン。
アルデバランを含む、小さなV字が牡牛座。スバルはそのちょっと右上。



ところで、コニストンの湖面の標高は43メートルなのだそうです。
グワイヒアさんが教えてくださいました♪



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