[HOME]

えせバックパッカーの旅日記
アイスランド: 北のさいはての夏(4日目上)


8月6日その1:ボルガルネス近郊の学園都市(!)

Hvanneyriの宿の朝食 朝食ビュッフェ。自炊より多少レベルが上。
Hvanneyriの農業大学 こじんまりした農業大学
朝起きると、すべての電気がつけ放しになっていて、玄関ドアの前には椅子などが積み上げられていた。 あとから起き出したゆきみさんによると、ドアの鍵がかからなくて、不安だったため、そうしたのだそうだ。

ここは珍しく朝食ビュッフェ付き。「食べ物を持っていかないように」という注意書きがあったし、 昼食用の食材は十分に調達してあったので、バター1かけだけ頂戴した。このぐらいは許してもらえるだろう。

チェックアウト時に、スタッフに「鍵がかからなかった」と言うと、 鍵が壊れていたのではなく、やり方にコツがあったのだった。

出発前にHvanneyriを一回り。農業大学のこじんまりした校舎は寮から徒歩5分。 少し離れたところには小さな教会があり、その表示には「由緒ある教会である」という強い自己主張が述べられており、 その向かい側には小さな小さな農業博物館があった。

観光的には何も無い集落だが、素晴らしいところだ。ここの研究者は幸せ者だ。

Hvanneyri 左:由緒ある教会だそうだ / 右:農業博物館

ボルガルネス

昨日はやたら遠く感じたHvanneyri〜ボルガルネスの道中が、今回はぐっと近く感じられた。

この町のみどころはSettelement center(入植センター)という博物館である。 カフェの足元にあるその入り口は、とても小さくて目立たず、 絶対にこのあたりだと思っていたのに、見つけるのに手間取った。カフェの足元にあるということを知っていればすぐに見つかるはず。

ボルガルネス Settelement centerの入り口。オーディオガイドを
聞きながら2つの展示をきちんと見るには1時間必要。
中に入ると、各国語のオーディオガイドが並んでいて、嬉しいことに日本語もちゃんとあった。 それを聞きながら、まずバイキング時代の入植の様子をお勉強。 これがなかなか面白かった。 何より驚いたのは、入植した場所に、今も農場が「1軒」ある、ということだった。 もちろん、レイキャヴィクなどのいくつかの大きな町を除いてであるが。 普通だったら、何百年も前に入植した場所というのは、住みやすいところなのだから、 現在は集落になっているだろう。 1軒がいつまでも1軒のまま増えないのは、アイスランドの気候風土の過酷さを意味している。 しかし同時に、 一度は入植したのに、いつしか無人の原野に戻ってしまったグリーンランドに比べれば、 はるかに温暖で暮らしやすい、ということの証明でもある。

後半の展示は「エギル・サガ」の物語の紹介だった。 この物語を知らない私は、こちらのほうも楽しめたが、 熟知しているゆきみさんにとっては、いまひとつだったかもしれない。

ボルガルネス ボルガルネスからの眺め。前夜の宿のあるHvanneyriはこのフィヨルドを渡って左奥。

前頁(グトルフォス)次頁(レイクホルト)


HOME > えせBPの旅日記TOP > アイスランドTOP

HOME