[HOME]

えせバックパッカーの旅日記
モロッコの夜は寒い(1)

モロッコの特選(?)写真は「旅のアルバム」にあります。

カサブランカ

カサブランカ
10月、モロッコ行きを思い立った。とりあえず、カサブランカ往復のエールフランス便を取った。 エールフランスなのだからパリ経由である。 だったらパリも楽しみたい!と、パリに2泊することにした。してしまった。
これがいけなかった。

それからおもむろにガイドブックを読んだら、 カサブランカin&outというのは、非常に無駄が多いということがわかってきた。大したみどころがないのである。それなのに、最初の夜と最後の夜をこの町で過ごさなくてはならない。

残るはたった4日。 最低2泊3日を必要とする砂漠ツアーに、ぎりぎり参加できないこともない。が、そうすると、マラケシュをほとんど見ることができない。 第一、モロッコは西欧とは違う。机上で描いた旅程どおりには事が運ばない可能性がある。ぎりぎりの日程をたてるのは危険過ぎる。しょうがない、今回はマラケシュに沈没するだけにしよう。

カサブランカでいちばんファッショナブルな
「プランス・ムーレイ・アブダラー通り」
次は宿である。ガイドブックによると、カサブランカの宿は取りやすそうだ。 だが、モロッコに来た旅人のほとんどすべてが向かうマラケシュは、シーズン中には相当混雑するとある。 私のマラケシュ入りは12月24日。クリスマス休暇を取ったヨーロッパ人が大挙して押し寄せる日ではないか!

このことに気づいたのは出発1ヶ月前を切ったころ。 ガイドブックに載っている、そこそこ良さそうな宿にメールで問い合わせてみた。返ってきたのはすべて「Complet(=満室)」だった。

私は焦った。 モロッコ関係の掲示板等で相談してみると、 「早めに着きさえすれば、たぶんなんとかなるでしょう」との答え。なんでも、「モロッコでは、予約はあってなきがごとし」なのだそうで、たとえ予約してあっても、 他の人が早く来たら、そちらを優先することすらあるのだとか。(高級ホテルは別だが。)

だったら、カサブランカを朝早く発って、マラケシュに昼前に着くしかない。 そのためには、カサブランカの宿は駅のそばにしよう。


カサブランカの宿

オテル・イビス・ムサフィール
フランスのホテルチェーン「イビス」そのものです。「イビス」に泊まったことがある人にしかわからない言い方でゴメンナサイ。
だから、設備はヨーロッパのスタンダードです。 モロッコらしい情緒や風情は皆無だけれど、シャワーはちゃんとお湯が大量に出るし、すきま風なんか入ってこないので、安心できると言えます。現に特に重ね着しないで寝ることができました。
シングル素泊まり420ディラハムははっきり言って高い。この手のチェーンホテルは1部屋あたりの料金設定なので、1人だろうが2人だろうが、払う値段は同じなのです。だから、2人だったら非常に経済的。
カサ・ヴォアヤジャー駅を出てすぐ横というこのホテルの立地は、翌朝早く列車に乗りたい人には、理想的なもの。そういう意味で、十分価値はありました。(2006年12月)

  次頁へ

このコーナーのトップへ
HOME