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えせバックパッカーの旅日記
冬の南仏プロヴァンス(1)

はじめに

アヴィニヨンの歩行者天国 アヴィニヨンの歩行者天国
プロヴァンスは学生時代にポン・デュ・ガールなど、超有名どころを行ってあっただけに、足が遠のいていました。ところが 秋にピーター・メイル原作の映画「プロバンスの贈りもの」を観たら、もういけません。矢も盾もたまらなくなって航空券を手配してしまいました。

でも、メイルの作品の舞台であるリュベロン地方は、夏なら現地発のバスツアーで廻れるけれど、冬は手も足も出ない地域。 ぜひ再訪してみたかったレ・ボー・ド・プロヴァンスも、路線バスが走っているのは夏だけ。 ということで、今回は、以前行ったときに印象が良かったアルルと、交通の要衝で拠点にするのに適しているアヴィニヨンに泊まり、その周辺をのんびり廻ることにしました。

さらに、この時期のヨーロッパにおける最大のイベントであり、旅行者にとっては最大の障害であるクリスマスをどこで過ごすか? ひらめいたのが、ジプシーの巡礼地として知られる海辺の町サント・マリー・ド・ラ・メール。

そこで、こういう旅程になりました。(赤いイタリック体は変更点。)

12/21 21時55分、エールフランス夜便で成田発。 機内泊
12/22 早朝5時前、シャルル・ド・ゴール空港着。6時始発のシャトルバスでオルリー空港へ。9時15分10時半頃、オルリー空港発。10時半11時半頃、アヴィニヨン着。 アヴィニヨンから鉄道でアルルへ。午後はアルル市内観光。 アルル泊
12/23 アルル市内観光。 アルル泊
12/24 バスでサント・マリー・ド・ラ・メールへ。 サント・マリー・ド・ラ・メール泊
12/25 バスと鉄道でアヴィニヨンへ移動。 サント・マリー・ド・ラ・メール滞在。 アヴィニヨン泊 サント・マリー・ド・ラ・メール泊
12/26〜30 26日、アヴィニヨンに移動。27日〜 アヴィニヨンを拠点に周辺を観光。 アヴィニヨン泊
12/31 15時半アヴィニヨン発、16時半オルリー着。23時半シャルル・ド・ゴール発。 機内泊
1/1 19時、成田着。

ヴィルヌーヴの店 「Le Magasin(=店)」という名の店
(ヴィルヌーヴ・レザヴィニヨン)
ご覧になっておわかりのように、パリで乗り換えるとき、空港が違うのです。これは国内空港であるアヴィニヨンinにしてしまったせい。 はっきり言って失敗です。 国際空港であるマルセイユinにすれば、シャルル・ド・ゴールでトランジットできたのです。

アヴィニヨン空港のネックは、市内への足がタクシーのみであること。(ジモティのフランス人の多くはマイカー利用。)私の場合、飛行機が1時間も遅れたせいもあり、タクシーなんか影も形もなく、いくら待っても来る気配がない。他の人が「待っていてもタクシーは来ませんよ。私たちは今呼んだところです」と、タクシー会社の電話番号を教えてくれたからいいものの(携帯持っていてよかった!)、言葉ができなかったらかなり困ったかもしれません。 アヴィニヨン・サントル駅までのタクシー代は25ユーロもしました。呼んだから割高だったのでしょう。帰るとき、駅前から乗ったタクシーは16ユーロでしたから。

マルセイユ空港だったら、鉄道駅までシャトルバスがあるし、駅からアヴィニヨンへは鉄道(急行)でたったの1時間。どう考えてもマルセイユinが正解です。

今回初めての試み(?)としては、 すべての宿を予約していったということがあります。冬のプロヴァンスは、どこだってがらがらのはずですが、その分、休業してしまうホテルが非常に多そうなので、大事をとったわけです。これは正解でした。

12月22日・アルルへ

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