はじめに
でも、メイルの作品の舞台であるリュベロン地方は、夏なら現地発のバスツアーで廻れるけれど、冬は手も足も出ない地域。 ぜひ再訪してみたかったレ・ボー・ド・プロヴァンスも、路線バスが走っているのは夏だけ。 ということで、今回は、以前行ったときに印象が良かったアルルと、交通の要衝で拠点にするのに適しているアヴィニヨンに泊まり、その周辺をのんびり廻ることにしました。 さらに、この時期のヨーロッパにおける最大のイベントであり、旅行者にとっては最大の障害であるクリスマスをどこで過ごすか? ひらめいたのが、ジプシーの巡礼地として知られる海辺の町サント・マリー・ド・ラ・メール。 そこで、こういう旅程になりました。(赤いイタリック体は変更点。)
アヴィニヨン空港のネックは、市内への足がタクシーのみであること。(ジモティのフランス人の多くはマイカー利用。)私の場合、飛行機が1時間も遅れたせいもあり、タクシーなんか影も形もなく、いくら待っても来る気配がない。他の人が「待っていてもタクシーは来ませんよ。私たちは今呼んだところです」と、タクシー会社の電話番号を教えてくれたからいいものの(携帯持っていてよかった!)、言葉ができなかったらかなり困ったかもしれません。 アヴィニヨン・サントル駅までのタクシー代は25ユーロもしました。呼んだから割高だったのでしょう。帰るとき、駅前から乗ったタクシーは16ユーロでしたから。 マルセイユ空港だったら、鉄道駅までシャトルバスがあるし、駅からアヴィニヨンへは鉄道(急行)でたったの1時間。どう考えてもマルセイユinが正解です。 今回初めての試み(?)としては、 すべての宿を予約していったということがあります。冬のプロヴァンスは、どこだってがらがらのはずですが、その分、休業してしまうホテルが非常に多そうなので、大事をとったわけです。これは正解でした。 |
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