なのにインフォメでは「バスで買え」と言われた。 書いてあったからわざわざ来たのに。よけいなこと書かないでよ(怒) バスは駅前の城門を出て、城壁沿いに走り、ローヌ川に向かった。次の小さな城門の正面には、フランスの代表的ホテルチェーンのEtapとibisが並んでいた。Etapには「1泊39ユーロ」という表示がでかでかと出ていた。これは安い。Etapは(とても清潔だけど)無機質過ぎるから、特にお薦めはしないけれど、ユースの次のレベルの宿としては使えるホテルである。ご参考まで。
目的地の「祝福の谷の修道院」には10分足らずで到着した。 今や廃墟と化しているこの修道院だが、歴史が感じられてなかなか面白かった。教皇イノケンティウス6世の墓など、まさに「つわものどもが夢の跡」という感じ。
車だと楽なのよねえ・・・(羨) 要塞の中を順路に従って歩き、城壁の上からの眺めを楽しむ。この要塞には2つの塔があり、英語では「ツイン・タワー」という。どこかで聞いたことがあるような。ここからのアヴィニヨンの眺めを楽しみにしていたのだが、もやがかかっていて、期待していたほどではなかった。残念。
ピエール・ド・リュクサンブール美術館を見学した後は、「フィリップ美男王の塔」に行くつもりだったのだが、 ふと思いついて「ノートルダム参事会教会」に入ってみた。プロバンスにこの季節に来て、教会に入らない手はない。きっとクリスマスのジオラマがあるはず。
期待は裏切られなかった。
しかし、教会でのんびりしすぎた。 外に出てみると、すでにかなり日がかげっていた。 住宅地の中を少し歩いてはみたものの、「フィリップ美男王の塔」に行っても、たとえぎりぎり登る時間はあったとしても、眺望を楽しむことはできないだろう。 私はUターンした。 でもそのあたりの住宅地もなかなか高級感があり、 ちょっと歩いただけでも楽しかった。 アヴィニヨンに来ても、ヴィルヌーヴはカットしてしまう人が多いだろう。でも、この町はいい。 日がもっと長ければ、もっと長居をしたかった。 夕方のアヴィニヨン
今日の夕食は朝、市場で買ったえびとブロッコリーの残りとキッシュ。気休めにヒーターの上に乗せておいたキッシュは大して温かくならなかったが美味しかった。でも熱々のほうがもっとずっと美味しいにきまっている。 |
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