チェックアウトし、ホテルに荷物を預け、 10時12分発の各駅停車に乗り、10時半頃、タラスコン着。 ミストラルがびゅーびゅー吹きすさむ中、 旧市街をうろうろしながらタラスコン城を目指す。なるほど、中世そのままという感じの町並みである。でも、ちょっときれいすぎる。もうちょっと生活の匂いがする町のほうが私の好み。
馬鹿馬鹿! 今日は月曜日じゃないの! ガイドブックにも「月曜休館」って書いてあるじゃないの! 再び旧市街をうろうろ。ちょっと感じのいい一角はソレイヤド博物館の塀だった。せっかくだから入ってみようか。・・・がーん。ここも「日・祝・月は閉館」。 教会でもないのにジオラマの展示に出くわしたりして、タラスコンの路地裏歩きはそれなりに収穫があったが、 もう十分。でも、 アヴィニヨン行きのバスにはまだ間がある。寒いからカフェにでも行って温かいものを飲もう。トイレにも行きたいし。 というわけで、駅前のカフェでコーヒーを飲んで時間をつぶした。
アヴィニヨンに戻り、おとといサンドイッチを買ったパン屋でサンドイッチを買い、ホテルに荷物を取りに帰り、駅前にとんぼ帰りし、タクシーで空港へ。空港のカフェテリアでココアをとり、サンドイッチの昼食を取って出発を待った。
パリまでの飛行機の座席は右の窓側だった。飛び立って間もなく、とんがった山が見えた。ヴァントゥー山だ。その姿に感動していたら、さらにその奥に、ひときわ高く険しい雪山の連なりが見えてきた。
最高のサプライズだった。 |
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