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えせバックパッカーの旅日記
冬の南仏プロヴァンス(2)

12月22日、アルル到着

アヴィニヨンの歩行者天国 アルルの街角
11時半、予定より1時間遅れでアヴィニヨン空港着。空港からアヴィニヨン駅に着いたのは12時24分。構内の表示を見ると、急行列車は12時25分発。

あーこりゃダメだとすぐあきらめ、落ちついて行列の後について待ち、窓口で切符を買い、構内の売店でサンドイッチとカフェオレのお昼ご飯。 バゲットのサンドイッチはいつ食べても美味しい。 でも3.8ユーロというのは今や600円だ。カフェオレと合わせると1000円。高い! 構内の本屋をのんびりひやかして、時間をつぶした。

次の急行に乗って一駅。着いたアルル駅はアヴィニヨン駅よりもぐんと小さくて、駅前に無人のバスターミナルがあるだけで、すっかーんとしている。小雨が降る中を、(今回はバックパックではなかったので)荷物をごろごろ転がして行き、ホテルに着いたのは2時半。

エスパス・ヴァン・ゴッホ

ひと休みしてから、とにかくまずはインフォメへ。

インフォメ内のテーブルの上には大きなファイルがあって、周辺各地へ行くバスの時刻表が自由に見られるようになっていた。これは気が利いている。 お次はバス停の確認。市内バスは広い道路の「島」になっているところに発着するのですぐわかったのだが、サント・マリー・ド・ラ・メール行きのバス停が見つからない。しかたがないのでインフォメに戻って訊いてみると、「ここです」と地図に印を付けてくれた。
でっ、でも、そこには今行ってきたの。行ってもわからなかったのよ!(←心の中の叫び)

学生時代に見てある円形競技場と古代劇場という2大目玉スポットはあとまわし。 レアチュー美術館、ゴッホゆかりのスポット、土産物屋などを覗き、路地裏をうろうろしておしまい。

夜のカフェテラス

小さなスーパーでクッキーとりんご、 お惣菜屋さんで夕食を買って帰る。ホテルの部屋でお茶を淹れて夕食。  一見パエリャみたいな海の幸入りライスサラダとナスのファルシ、キノコのクリーム合えで7.7ユーロ。美味しい! だからフランスはやめられない。

雨、あがらないかなー。



アルルの宿

Hotel du Musee(オテル・デュ・ミュゼ)
この階段がお気に入り
ネットで予約。シャワー・トイレ&TV付きのダブルベッドの部屋で45ユーロ。朝食6ユーロ。(2007年12月現在)
古くて趣のある建物。階段を上り下りするのが楽しみでした。暖かい季節なら朝食をオシャレなパティオでとることができます。
寒がりの私が冬に旅行するとき、ラジエーターの強さがいちばん気になるところなのですが、ここのはがんがんに熱くて安心していられました。ヘアドライヤーが付いているのも偉い!
難点は、部屋に水回りの匂いがこもりがちだったこと。部屋に帰った瞬間だけ気になりました。 (その後すぐに鼻がバカになって平気になる(爆)) そして最大の難点は、 夜はシャワーのお湯が熱くならなかったこと。試しに朝シャワーをしてみたら、大丈夫でした。(冬のフランスの安宿ではときどきそういうことがあります。パイプが冷え切っていて、多くの人たちがシャワーを浴びる朝にならないとお湯が到達しないということなのかなと思うのですが、確かめたわけではありません。)
それでも私はこのホテル、気に入りました。また泊まってもいいです。


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