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えせバックパッカーの旅日記
冬の南仏プロヴァンス(7)

12月25日午後、まだサント・マリー・ド・ラ・メール

サント・マリー・ド・ラ・メール メリー・ゴーランドも休業中
地元の人の「バスは来ない」という言葉は、よそものにとっては神のお告げみたいなものである。 私は腹をくくってバス停を後にした。

夕べ泊まったあのホテル、そんなに混んでいる感じではなかった。きっと泊まれるだろう。 でもねえ・・・。あの部屋にぜひまた泊まろうという気分にはなれない。 どうせだったら違うホテルを当たってみよう。

こうして2泊目は、 町を歩いているとき見かけたかわいらしいホテルに泊まることになったのである。

↓暗い教会内部は、私の腕ではいくら頑張ってもピンボケになってしまった↓
サント・マリー・ド・ラ・メール サント・マリー・ド・ラ・メール 右は「二人の聖女マリア」。
真ん中は聖女たちへのお礼の言葉が刻まれたプレートの数々。
サント・マリー・ド・ラ・メール

今度の部屋は気に入った。でも、部屋でだらだら過ごすには天気が良過ぎる。でも、 もう歩いていくところはほとんど残っていない。午前中にあんなに真面目に歩くんじゃなかった。のんびりお茶して過ごそうにもほとんどのカフェは閉店していて、開いているところは超満員。自転車があれば遠出できるのだが、レンタサイクル屋ももちろん休業中。しょうがないので同じところをぐるぐる歩きまわって・・・へとへとに疲れた(苦笑)

サント・マリー・ド・ラ・メール 日が傾くまで遊ぶ家族連れ

お腹も空いた。 今日は昼を軽くしたので、夕食もレストランできちんと取ろう。

ホテルの近くのレストランの中で、いちばん繁盛している店に入り、 牛肉のエシャロットソース(付け合わせはフライドポテトとサラダ)を取る。炒めたエシャロットの甘さに驚く。グラスワインも飲んで合計13.5ユーロ。

たくさん歩いたせいか、グラス1杯ですっかり酔っぱらってしまった。
ふー。
今日はいろいろあったけど今は幸せ♪


カマルグ地方は野鳥の楽園。鳥の写真にも挑戦したのだが、力不足であえなく敗退。

サント・マリー・ド・ラ・メールの宿(2)

きれいに飾り付けられた朝食室
La Mediterranee(ラ・メディテラネ)
フランスのガイドブック「Routard」推奨。 「歩き方」にはクリスマスシーズンは休業中のように書いてありましたが、実際には営業していました。
ダブルベッド、トイレ&シャワーとTV付きで47ユーロ。朝食は7ユーロ。 (2007年12月現在)
外見が可愛いだけではなく、インテリアも最高。 暖房もばっちり効いているし、ドライヤーもあります。
超お薦めの宿ですが、 私が泊まった部屋は、トイレとの境がアコーディオンドアでした。トイレの音が丸聞こえになるので、2人で泊まるのなら相棒選びを慎重に。


お役立ちサイト

サント・マリー・ド・ラ・メール観光局

自力で行く人必見。サント・マリー・ド・ラ・メールの町だけでなく、カマルグ地方に関する情報もあります。


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