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えせバックパッカーの旅日記
スロべニアひとめぐり(2)

2日目(前): まだスロベニアに着かない

ウィーン 朝のウィーン・マイドリング駅

夕べ 部屋に入ったときは、昼間の熱気の名残りがわずかに感じられたが、夜が更けるにつれ、細く開けた窓から冷気が入りこんできて、布団をかけているとちょうどいい室温になり、気持ち良く眠れた。

朝、テレビでオーストリア各地の気温を確認すると、ウィーンのただ今の気温は17度、予想最高気温は28度だそうだ。ノースリーブのロングワンピースの上に長袖シャツをはおる。

スロベニアのマリボルまでの直通列車が8:03発であることは、出発前にネットで調べてあり、昨日切符を買ったときに再度確認した。昨日、地下鉄の時刻表をチェックしたところ、朝7時台の地下鉄は7、8分おきだった。1度乗り替えるから、最悪のタイミングだった場合、15分ぐらい待たされることになる。駅の数からして正味の乗車時間は15分かそこら。マイドリング駅には7:45ぐらいに到着しておいたほうがいいだろう。だからホテル出発は7:15。

ウィーン マイドリング駅にて

このホテルの朝食は7時からである。6時55分に荷物を持って朝食室に行くと、すでに食事中の人がいた。遠慮しないでもっと早く来ればよかったなと思いつつ、 シリアル、ヨーグルト、コーヒーという軽い朝食を済ませ、車内で食べるためにサンドイッチを作ってバッグにしのばせた。

予定どおり7:15にチェックアウト。

非常にタイミングが良くて乗り換え時間がゼロだったため、7:30過ぎにマイドリング駅に到着した。水を買ってホームに行くと、大都市のターミナル駅だとは信じられないほど閑散としている。

入線してきた列車に乗り込む。ガイドブックのお勧めに従い、 進行方向左側の座席を確保したが、窓ガラスがまるで曇りガラスのように汚い。

セメリンク
セメリンク

出発後40分もすると、車窓の外は山間の景色になっていた。ウィーンは小さいな。 この後セメリンク駅に着くまでの約30分間、列車は美しい景色の中を走った・・・らしい。なにしろ曇りガラス越しなのでよくわからなかったのである。(右の写真)それに、セメリンク鉄道は谷を渡る橋が見ものなのであり、これは列車の中からではなく、セメリンク駅で下車してみなければ、あまりよく見えないのである。まあ、私は「テツ」ではないから、これでいいことにしよう。

グラーツを過ぎたあたりで、前に座っているおばさん(私が座ったのは向かい合わせの四人掛けの座席だった)が退屈にたまりかねた様子で片言のドイツ語で話しかけてきた。

お互い英語のほうがいいということがわかると嬉しそうな顔をし、リュブリャーナに住んでいるのだと自己紹介する。
私がリュブリャーナ便は値段が高いからウィーンからスロベニア入りすることにしたのだと言うと
「そうなのよ。どういうわけかリュブリャーナは高いのよねえ。去年パリに行ったときなんか、ヴェネツィアから飛んだわ」
スロベニアは土日に動きづらいので、旅程を組むのに苦労したと言うと
「そうなのよ! リュブリャーナ郊外に住んでいる親戚がいるのだけれど、彼は車を持っていないので、週末は家にいるしかないのよ」

ほどなく検札が来たとき、国境を越えたことがはっきりわかった。それまでとは違う検札係が来て、改めて乗客全員の検札をしたからである。

おばさんの話は続く。
「オーストリアからスロベニアに行くと、違いがわかると思うわ。なにしろすべてが小さいの。リュブリャーナもね。首都だけど。ウィーンの人口を聞いて驚いちゃったわ。100万以上なんですってね」
東京は1000万以上です、とは言わずにおいた。

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