[HOME]

えせバックパッカーの旅日記
スロべニアひとめぐり(9)

5日目(上):コーペルからイタリアへ

コーペル コーペルの道路標識
トリエステはイタリアだから「I」、プ―ラはクロアチアだから「HR(クロアチアはクロアチア語でフルバツカ)」と書かれている。リュブリャーナとポルト・ロージュはスロベニアの地名だから無印。「スロベニア語表記/イタリア語表記」という順だが、プ―ラはクロアチアの地名だから「スロベニア語/クロアチア語/イタリア語」の順になっている

真夜中に目覚めたとき、エアコンを止めて窓を少し開けておいたら、朝になって身体のあちこちがかゆくて目が覚めた。爽やかな目覚めが台無しだ。気合を入れて蚊をつぶし、やれやれと思って二度寝したら、まだもう1匹いた。怒りを込めてつぶす。

今日は移動日。しかも行程の途中にタイムテーブルが不明な部分がある。最悪、昼食抜きになることを想定して、朝食をたっぷりとった。しょぼい朝食だけれど、ビュッフェ形式なので、パンは好きなだけ食べられる。

チェックアウトし、10時にターミナル着。昨日のお姉さんからチケットを買うと「19番乗り場で10:30発」と教えてくれた。冷房の効いたターミナル内のベンチで時間をつぶし、トイレを済ませてから19番乗り場に行くと、すでにバスが待機していて乗客が5,6人乗っていた。

定刻発。15分で国境越えすると、車窓の外はイタリア語のみの表記になった。

トリエステ駅 トリエステ駅。スロベニアから来ると
おそろしく都会的・近代的

11:15トリエステ着。
以前、クロアチアからのバスでトリエステを通ったときと同様、 この町は圧倒的な迫力を持った大都市に見えた。

トリエステと言えばは須賀敦子著「トリエステの坂道」である。 でも大昔に読んだきりなので、実は何も覚えていない。第一、今日のミッションはブレッド湖にたどりつくことであり、出発早々道草を食うのは危険過ぎる。 というわけで、坂道なんか探さない。

先を急ぐ私にとって バスと鉄道のターミナルが一緒になっているのは好都合だった。 窓口に人が群がっているので、勇気をふるってクレジットカード式の券売機に挑戦してみたら、意外なほどあっさり切符が買えて、11:26分発に間に合った。

ヴェネツィア行きウーディネ線の列車内はがらがらだった。典型的な田舎の赤字路線という感じがする。進行方向左手に見える真っ青なアドリア海の写真を撮ろうと、デジカメ片手に夢中になっていたら、車掌が来た。切符を見せると
「Do you speak English?」
イエスと答えると
アドリア海 車窓から見えるアドリア海
さらばアドリア海 ここで右折。アドリア海も見おさめ
「乗車する前にホームに設置されている機械で日時の刻印を押さないと、罰金の対象になるのです。あなたは観光客なので、今回だけはいいことにします。覚えておいてくださいね」
そして、切符の隅に日時を書いて返してくれた。親切な車掌さん、どうもありがとう。
彼が説明し始めたとたん、何の話なのか見当がついた。 そう言えばイタリアの鉄道はそうだったっけ。でもスロベニアではそんな規則はなかったから、すっかり忘れてしまっていた。国境が入り組んだヨーロッパで、そんなこといちいち覚えちゃいられないよ・・・と思いつつ、きょとんとした顔を崩さないよう努力し続けた。こういうときだけは、西洋人にとって表情や年齢がわかりにくい東洋人でよかったと思う。

この列車は各駅停車かと思うほどたくさんの駅に停まるが、ごくたまに飛ばされる駅もある。ようわからん。海岸沿いを30分ほど走った後、内陸に進路を変えた。
それにしても家が多い。イタリアの人口密度の高さを実感する。

12:18ゴリツィア着。
さあて、これからがわからない。


HOME > えせBPの旅日記TOP > スロべニア旅行記TOP
前頁 > この頁 > 次頁

フレーム無し版をフレーム版に直したいときは こちら をクリック

HOME