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空振りに終わったアイスランドのリベンジをしようと、今回はアラスカへ。
泊まった宿に、なぜか日本のテレビを録画したビデオが1本ありました。
見るとそこには懐かしの「電波少年」[注]の松村くんが。
彼のミッションは、
南北アメリカ大陸移動中のドロンズが、数ヶ月後にゴールする予定のアラスカの「エンド・オブ・ザ・ロード」に、横断幕を立ててくるというもの。
そこにたどり着くために、この村までセスナで来て、
その空港脇の倉庫に泊まらせられてました。
温度はマイナス40度。。。
そこが、今や夏のトレッキング用のロッジになっていて、
わたしたちが泊まっているのは、まさにそこだったのでした。
つまり、まさにこのビデオを見ているこの場所に、
松村くんが寝ていたわけです。(そういうことで日本人がビデオを置いていった?)
[注]1992年〜19983年にかけて放送された
バラエティー番組 「進め!電波少年」のこと。Wikipediaの記事はこちら。
由来はともかく、
そのビデオには、年月がたっても変わらないこの小さな村の現状が映っているのでした。
冬になると雪に閉ざされて孤立してしまう。
唯一の交通手段のセスナで食料、郵便、観光客を運んでくるので、
他の村や大きな道路に出る道はないのである。(われわれが来た日も、残りの座席には野菜とかいろいろ積んでた...)
で、松村くんは、道無き道をスノーモービルで運んでもらい
無事大きな道に出て、目的地にたどりつくというお話なのです。
スノーモービルの引くソリから何度も振り落とされて。
凍傷で痛々しい彼の奮闘する姿に、涙が出るほど笑いました。
今回はオーロラ当たり年でした(^o^)v
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翌日は昼には山を下りることになっていて、オーロラチャンスの最終日。
民家もない純粋に真っ暗なとこ(まぁただの野っ原)に
連れていってくれるというので、楽しみにしていました。
でも時間になってもドライバーがこない。
聞いてみると、エンジンをかけっぱなしにしてた車(古い車だと、一度エンジンを切ると2度とかからないそうな...)が、今になってバッテリーがだめになった。。。と。。。
このとき、この宿は日本人4人で貸切状態。(常連さんが2人とわれら夫婦)
いつもの年末年始なら、
20部屋ほどあるこの宿、ほとんどがアメリカ人の家族で満室で、
日本人の常連さんは、いつも4人くらいなのだそうです。ところが、今年のアメリカを襲っている大不況のせいで、アメリカ人は全てキャンセル。
こんなとこにも不況の影が現れてんだなぁ・・・なんて感慨にふけっている場合ではない。
「へっ? どーすんの?」
「大丈夫、ピックアップバン用意した!」
「ん?? 乗れるの2人ぢゃん。・・・・・あとは荷台ってこと?」
「そう、男2人は荷台。」
泣きそうです。。。
まさか、あの大爆笑した松村くんと同じ状況になろうとは。
で、行きました。。。(爆)
冷たい鉄の荷台は、どんなに厚着の防寒着にも、
服越しにお尻が荷台にくっついちゃうんちゃう?...てな凍えぶり。
(間違って手袋をとった手で三脚をさわってしまって、
その一瞬でも、もう痛ーーーいって感じで、手を引っ込めてしまうくらい...)
で、で、ほんで、なぜか、
わたしだけ横向きに乗っているのです。。。
妻と女性のベテランさんが運転席脇にすわり、
運転席側を背中にして、縦に男2人。
きちんとL字に座れば、
風の影響が最低限で済むはず。
・・・が、途中まで乗っけてという宿のスタッフが一人追加。。。
で最後に乗り込むと、機材や荷物も積んでるので、
わたしの場所は荷台の後の横位置分しかなく。。。
そうです。
夜中の真っ暗な、星の海を行くボートのような荷台で、
がんがんスピードが出るわ、道間違って急ブレーキを踏むわ・・・
で、風はビューーーービューーーーー。。。
顔を完全に隠していても、隙間から、
痛い痛い手裏剣が飛んくるような経験をしてしまいました。。。
(まさに罰ゲーム!...ahaha...)
で、地元のスタッフは、「見てぇー! すごいオーロラ、いい景色だねぇー!」っておおはしゃぎ。ちら見すると、確かにすごい景色だが。彼らときたら、帽子もフェイスガードもしてない。
(慣れとは恐ろしいもので...aha...)
ようやく到着。
でも、だれかにひっぱり上げてもらわないと、動けない。
いろんな関節がそのまま凍ってしまったように動かない。
まさに築地の凍ったマグロ(爆)
荷台を下りて、何歩か歩き、やっと丸まっていた背中がのびても、
おしりから太ももにかけての、キンキンいう冷たさがとれません。。。
松村くんのビデオ見て、ギャハハ笑いした罰かなぁ・・・なあんて、ちょい恨めしい夜でした。。。<2008年12月>
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